国交省等での検討状況 | 解説 | 予算・税制 | 報道
レポート | 外環を考えるデータ | 外環に関する心配
2023.6.25 調布市の陥没について 追記
2022.11.29 事業連絡調整会議について 追加
2022.10.21 トンネル工事掘進停止について 追記
2022.9.6 事業再評価などについて 追記
2021.10.17 費用負担区分について 追記
2021.4.12 地質についての心配を 更新
【補足1】 外環の工事車両についての心配 |
外環東京区間はトンネル構造で計画されているため、建設発生土や資材を運ぶ 工事車両が多数必要です。工事車両が出入りする高速道路は、全国で最も渋滞する 物流の大動脈です。本体工事が始まると、トラックドライバーは一層不足し周辺道路は 渋滞し物流崩壊を招く虞があります。 ・ 詳細は、P-REPORT 2017.3.6「外環の解説」(PDF)をご覧ください。 ・ 工事車両等に関する元資料は こちら からダウンロードできます。 現在の工事状況を知るには(201810.24掲載) ・ シールドマシンの位置は 東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)をご覧ください。 ・ 本掘進は事業地外(用地買収エリアの外側:地図ではピンク色)からです。 ・ 地図の色分けは「用地補償について」(URL)4頁の「事業用地の区分」をご覧ください。 2015.07.01/世田谷区外環砧地域連絡会で要望しました。(2021.11.28追加) 区主催、町会・自治会、PI委員、JA、区、国交省、NEXCO中・東で構成、オブザーバーとして都 江崎「PI会議で2005年8月に構想段階の議論が打ち切られてから10年、当時から指摘されていた、 若者の車離れやトラックドライバーの不足が顕著になっている。トラックから鉄道へのモーダルシフトは、 環境面だけでなくトラックドライバーの不足によって、そうせざるを得ない状況になっている。 中央環状線の開通によって都心環状線の交通量が減少したとか、中央環状線内側の渋滞が5割 減少したと報道されていることも考え合わせると、外環はもう必要ないのではないかと思える。 気候変動による異常気象によって各地で大雨が降り、ここでも数年前に野川があふれたことがある。 世田谷区内で外環は野川の脇に計画されており、もしも外環本線を掘ってから外環はいらないね となった場合に、出来上がったトンネルを野川の調節池として転用できるようにしておいてほしい」 2017.10.31/東京外環プロジェクト(URL) 2017.11.21更新 東名JCT北行シールドだけでなく、東名JCT南行シールドでも、段取り替えを行っているそうです。 「段取り替え工」とは、初期掘進完了後、本掘進をするための設備の変更のことだそうです。 2018.02.13/世田谷区外環砧地域連絡会で確認しました。 区主催、町会・自治会、PI委員、JA、区、国交省、NEXCO中・東で構成、オブザーバーとして都 NEXCO東日本の外環トンネル南工事長によると、工事業者から 「1日あたりに必要なダンプは確保できそう」という見通しを聞いているそうです。 2018.04.24/外環事務所に現在の状況を確認しました。 参考: 第6回 事業連絡調整会議 開催結果 資料4 (URL) 1.本掘進の予定 現在は事業地内で設備の動作確認や後続設備の設置を行っており、 今年夏(7月)頃から事業地外(用地買収エリアの外側)で本格的な掘進を開始する予定 2.発生土搬出先 決まっているのは東名JCTの一部で、 ①青梅市の採石場跡地、②千葉県内の圏央道事業、③鬼怒川事業、 運行ルートは、①は東名を西へ行き圏央道経由、②③は東名を都心方向へ行く 3.ドライバー確保 現在の準備作業については確保しているが、 夏以降についても確実に確保できるよう努力しているところ 2018.07.17/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本掘進の予定 シールドマシンが原因と思われる野川や観測井戸で発生している気泡の調査検討のため、 7月からマシンを止めており、本掘進の開始時期はずれ込む可能性がある 2.ドライバー確保 本掘進開始時期が見えないので難しいが、本掘進開始に合わせて確保したい 2018.6.14撮影、野川の大正橋下流の気泡、シールドマシンの先頭位置で発生しています。 2018.07.18/外環事務所から気泡について回答いただき、状況を再確認しました。 1.気泡の内容 シールドマシンを進めるにあたって洗剤に使う界面活性剤を薄めて泡立てて吹き付け、 土砂を出しやすくしており、その空気が漏れている。野川の水質調査では問題ない 2.本掘進の予定 6月29日にシールドマシンを停止した。停止理由は気泡ではない。気泡を抑制する検討を しつつ、本掘進に向け大掛かりな設備を整えており、準備出来次第、本掘進を開始する 3.ドライバー確保 ドライバー確保が難しいという話も聞いていない 2018.08.14/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本掘進の予定 先月と状況は変わっておらず、本掘進の開始時期は未定。シールドマシンが止まっている 原因は、気泡のメカニズム検討とマシンの後続設備の準備に時間が掛かっていること 2.ドライバー確保 本掘進に向けてドライバーを確保していくようにしたい 2018.08.30/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本掘進の予定 ・ 後続設備の設置作業が完了したので、今日からシールドマシンの掘進を再開する ・ 本掘進が具体的に何月からになるかは検討中 2.発生土搬出先 4月に答えた時と同じ 3.ドライバー確保 現在はまだ土砂が大量に出てくることは無いが、この先の本掘進に向け ドライバー確保の努力をしているところ 2018.10.22/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本掘進の予定 ・ 今の段階では「いつ」という予定を申し上げられない ・ 本掘進を開始する前には周知するが周知方法は検討中 2.ドライバー確保 ドライバーが不足しそうだという話は無い 2018.12.03/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本掘進の予定(掘進が進み間もなくだと思われますが) ・ 今の段階では「いつ」という予定を申し上げられない ・ 本掘進を開始する前には周知するが範囲や時期を含め周知方法は検討中 ・ 本掘進では1日あたりに発生する土砂の量は現段階より多くなると考えている 2.ドライバー確保 本掘進に向け確保するよう努力しているが、ドライバー不足という話は聞いていない 2018.12.06/外環事務所に「説明会」について確認しました。 説明会=12月14日(金)、15日(土)19:00-20:30 喜多見7丁目常設会場 【 案内チラシ PDF 】 ・ 内容は、現在までの工事の経緯、野川の気泡と今後の対策、今後の掘進計画 ・ 案内チラシは昨日(12月5日)からポスティングしている ・ 案内の範囲は、世田谷区内の都市計画線から概ね100mの範囲 ・ 喜多見上部自治会・〃中部町会・〃東部町会・成城自治会にも掲示をお願いした 2018.12.15/12月14日の説明会で工事予定が伝えられました。 ・ 2019年1月中旬に、多摩堤通りを越える(注1) ・ 2019年夏から秋に、小田急線から世田谷区境の間を通過する(注2) 注1=多摩堤通りから先が事業地外で、本掘進となります。 注2=小田急線を挟んで地中拡幅部が2か所あり、世界最大級の難工事とされています。 2019.01.20/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 1月18日時点で本線トンネル(南行)のシールドマシンが多摩堤通りに達しました。 数日中に本掘進になると思われます。 2019.02.01/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 1月31日時点で本線トンネル(南行)のシールドマシンが事業地内と事業地外の 境に達しました。北行のシールドマシンは1か月以上止まったままのようです。 2019.02.05/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 2月4日時点で本線トンネル(南行)のシールドマシンが事業地外へ出ました。 北行のシールドマシンは止まったままのようです。 2019.02.06/世田谷区外環砧地域連絡会(現場見学会含む)で確認しました。 区主催、町会・自治会、PI委員、JA、区、国交省、NEXCO中・東で構成、オブザーバーとして都 ・ シールドマシンのうち北行も2月4日から動かし始めた ・ 現在は南行が主で、工事車両は1日1000台弱(500+500)、北行が加わると2倍になる ・ アセス値(都心側最大5千台/日、郊外側も合わせて最大1万台/日)を超えないようにする ・ 掘削した土砂は、中央防波堤に一旦仮置きしてから受け入れ先へ運んでいる ・ トンネル内に貼り付けるセグメントは1個10トン、車両1台に2個ずつしか載せられない なお、現在掘り進めているトンネルは外環が東名以南へ南進しない場合は使わない部分です。 使わない場合、特に南行(野川寄り)は野川の調節池として活用するよう提案しました。 参考> 東京都「野川流域河川整備計画」2017.7(URL)の概要~変更ポイント 1時間あたり50ミリまでの降雨は河道で対処することを基本に、これを 超える降雨には新たな調節池の整備や既存調節池の規模拡大を行うことで、 流域対策も含めて、1時間あたり65ミリの降雨に対応することを目指す。 提案内容 は住民向け紙版『PONPOKO REPORT』2019.3.31裏面に掲載しています。 「トンネルを野川の調節池に」(PDF) 同時発行『ポンポコ新聞』の特集は「この水は何処から来てどこへ行く?」(PDF) 2019.02.24/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 2月24日時点で本線トンネル(北行)のシールドマシンも多摩堤通りに達しています。 北行は多摩堤通りから先が事業地外で、本掘進となります。 2019.04.24/外環事務所に現在の状況を確認しました。 1.本線トンネル ・ 南行は設備整備の関係で4上旬から(世田谷通りの先で)止まっている ・ 北行は(ここ数日止まっているように見えるが、世田谷通りの下で)掘進を続けている ・ 大泉側からは初期掘進の段階で後続設備を整えながらなのでゆっくり進んでいる 2.今年度の事業計画と予算(参考:関東地整H31直轄事業の事業計画等 URL) ・ H28-30年度は530億円、H31年度は200億円(特に工事費は例年の3分の1)だが、 今年度分を精査した結果であり、事業に必要な額は確保している ・ 事業内容から「東名地区地中拡幅トンネル工」「本線トンネル工」が消えているが、 NEXCOと共同で事業を行っていることから、直轄か有料道路か事業範囲の見直しによる ・ 事業範囲の区分を文書化したものはなく、来年度はまた戻る可能性もある 2019.05.29/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 現在、本線トンネルは、大泉側も少しずつ掘り進んでいるようです。 東名側の北行は世田谷通りの先で4月上旬から止まったままです。 東名側の南行は世田谷通りの先で少しずつ掘進を続けています。 野川と世田谷通りが交差する近くには、雨天時に合流式下水道地域の未処理下水が 放流される吐口がありますから、使わないトンネル2本のうち、1本は野川の調節池に、 1本は合流式下水道の貯留池にすることも考えられます。 野川に放流される未処理水(2008.9.29撮影) 合流式下水道の課題(東京都資料) 2019.06.02/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)から 東名側の北行も世田谷通りの先で掘進を再開したようです。 2019.06.17/開示文書「H30外環交通運用検討業務報告書」()から 大泉JCTにおける工事車両台数の計画値は不開示で具体的な台数は不明ですが、 シールド発生土の一次運搬先「和光仮置場」から次の受入先へは外環外回り和光ICへ アクセスすることになり、需要調整が必要だそうです。大泉JCTから和光仮置場までの 約6kmにベルトコンベアが設置され、2016年事業評価資料によればこれも工事費増加 の要因(約3155億円増額のうち⑥約676億円に含まれる)でした。無駄だったのでしょうか。 工事車両台数の計画値が不開示なのは不合理だとして審査請求しました。()2019.6.22 2019.07.15/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから1777m(小田急線の近く) 〃 南行はJCTから1671m(世田谷通りと小田急線の中央くらい) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから112m 〃 南行はJCTから77m 2019.08.12/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから1916m(小田急線を越え、8月初め頃から停止) 〃 南行はJCTから1745m(世田谷通りを越え小田急線に近づく) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから138m(7月下旬から停止) 〃 南行はJCTから132m なお、8/10(土)~8/18(日)は休工だそうです。 東名JCT部の航空写真(クリックすると元サイズの写真をご覧いただくことが出来ます) 外環国道事務所HP掲載の航空写真(URL)にシールドマシンの位置を追記 2019.08.26/外環事務所に以下の4点を確認中です。 開示文書「H30外環交通運用検討業務報告書」の工事車両台数の計画値が追加開示され、 和光仮置場の工事車両はピーク時1,851台/日、188台/時 だと分かりました。() そこでさらに、外環事務所へ以下の4点を確認中です。 1.大泉JCT(和光仮置場を含む)から出る掘削土の搬出先はどこか? 2.大泉JCTから和光仮置場までの約6kmに設置されたベルトコンベアは必要だったのか? (和光は外環に接続するだけだが、大泉なら外環と関越が使えたのではないか?) 3.和光仮置場で多くの工事車両が出入りすることについてアセスの変更などは必要ないのか? 4.H27・H28報告書に記載された概算工事費は入札前で不開示だったが、今なら出せるか? 2019.09.06/外環事務所からなかなか回答が来ないので催促し聞きました。 1.鬼怒川の築堤事業に使用する。 2.大泉に土砂の仮置場を確保できないため和光へ運ぶ必要があった 補足2-1 2016.5.19再評価資料4-2-①p30記載のベルトコンベア設置効果「ダンプ運搬の削減で 交通負荷軽減」「CO2排出量の削減」は、効果があったとしても僅かだと思われます。 補足2-2 H28報告書にベルトコンベアで運んだ後の2次運搬に船舶利用も検討されていたよう ですが、船舶利用は「現段階では無い」ということです。 3.2013年3月に事後調査の報告をしている 補足3-1 改めて報告書p29を見ても大泉JCT周辺の予測地点は「練馬区」だけです。() 4.追加した工事についてまとめて契約変更することになっており交通運用業務だけ取り出すこと が出来ない、契約に関わる入札手続きが終わっていないため、状況は変わっていない さらに、2016年再評価の増額分に「交通マネジメントシステム」の費用は入っていたか確認中です。 2019.09.09/外環事務所に状況を聞くとともに改めて以下の3点を確認中です。 1.2016年再評価の増額分に「交通マネジメントシステム」の費用は入っていたのか? 2.2013年3月の事後調査報告()記載の予測地点に「和光」は無いが、それで問題ないのか? 3.入札情報サービス(URL)で外環事務所の入札経過を検索すると契約内容まで掲載されている ものと入札調書までしか掲載されていないものがあるのはなぜか?交通運用業務と同じ理由か? 2019.09.13/外環事務所に状況を聞きました。 1.2016年再評価の増額分に「交通マネジメントシステム」の費用は入っていない 2 と 3 についてはもう少し確認してから連絡する、とのこと。 2019.09.25/外環事務所に状況を聞きました。 2 についてはまだ確認中とのこと。 3.契約方式には「プロポーザル方式」と「競争入札方式」があり、契約内容まで公表しているのは 技術的に高度な内容や専門的な内容を含む「プロポーザル方式」のもの。どのようなものが 該当するかは国交省内々で決めているが、線引きやルールを文書化したものがあるかどうか、 すぐには分からない、とのこと。文書化されたものがあれば教えてほしいと伝えました。 2019.10.7/外環事務所に状況を聞きました。 2.環境影響評価法並びに埼玉県環境影響評価条例では対象外となる 3.国交省の運用ガイドライン(PDF)に記載がある 2019.10.07/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2017m(小田急線を越え、間もなく神明の森) 〃 南行はJCTから1966m(地中拡幅部分を過ぎ小田急線も越える) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから171m(大泉ICの下) 〃 南行はJCTから221m(大泉JCTの下) 2019.10.14/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2037m、南行はJCTから2013m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから175m、南行はJCTから229m(白子川近く) なお、10月12日の台風19号による大雨で多摩川は氾濫、世田谷区内でも多くの地域で 避難指示(緊急)が出ました。実はこの日の午後、世田谷区長へ「今後の状況によっては 外環のトンネルを野川の調節池として開放するよう、国交省や東京都へ要請してほしい」 と提案しました。地球温暖化の影響もあり政策の見直しが急務だと思われます。 提案内容 (再掲)は住民向け『REPORT』2019.3.31裏面「トンネルを野川の調節池に」(PDF) 参考/同時発行『ポンポコ新聞』の特集「この水は何処から来てどこへ行く?」(PDF) 参考/東京都第四建設事務所「白子川地下調節池事業」2015.3(PDF) 野川沿いには小田急電鉄の電車基地もあります。ハザードマップでは問題無さそうですが、 万一、野川が氾濫すると小田急沿線全体にも影響する恐れがあります。 参考/『ポンポコ新聞』の特集「電車基地って何してる所ですか?」(PDF) 野川を渡り都心方面へ出ていく線路と電車基地、手前が野川(2018.8.15撮影) 2019.11.20/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2128m、南行はJCTから2217m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから239m、南行はJCTから336m(白子川近く) NHKの交通情報で毎日のように外環埼玉区間が渋滞していることが気になっています。 外環東京区間の工事車両の影響もあると思いますが、千葉区間開通の影響もあるようです。 関東地整「東京外かく環状道路(三郷南IC~高谷JCT)開通後の整備効果」2019.1.9(URL) では交通状況の改善ばかりを前面に出していますが、資料をよく見ると埼玉区間など悪化 している箇所もあります。PI協議会()・PI会議()当時から指摘していましたが、環状道路 が交通を誘発していないか、事業費がさらに増大する前に過去の事例を検証すべきです。 外環千葉区間について 2019.11.22追記 ・ 関東地整の1月9日記者発表資料について担当の道路計画第一課へ問い合わせ、 作成元資料を開示請求することにしました。 ・ 11月21日に関東地整で事業評価監視委員会が開催され、事業継続が了承されています。 結果(URL)、配布資料(URL)の「一括審議案件資料」 2019.12.25/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2211m、南行はJCTから2473m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから306m、南行はJCTから482m(白子川近く) 外環千葉区間について 本日発表の関東地整「東京外かく環状道路(三郷南IC~高谷JCT)開通後の整備効果」(URL) では、相変わらず交通状況の改善を強調していますが、8頁「外環道及び周辺道路の交通量」 をよく見ると、①増加した箇所が8、減少した箇所が6、②川口東IC~草加ICの増加が大きい、 ③新設箇所を除く合計は開通前10,406百台/日→開通後10,315百台/日→R元10,386百台/日で 横ばい、といったことが分かります。偏った表現を当然のこととしている組織に問題があります。 また、「物流施設の増加」については、第22回PI会議で江崎資料「外環埼玉区間の現状」(PDF) と説明に対し、当時の外環事務所長が「今まで私から外環の必要性を、物流施設とか経済発展 のためにと言ったことは1度もない」(議事録 PDF 38頁)と発言したことが印象に残っています。 2020.01.23/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2282m、南行はJCTから2612m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから309m、南行はJCTから482m(白子川近く) 東名JCTから掘り進んでいる本線トンネルは間もなく狛江市・調布市へ到達する見込みです。 2/5,8,9のオープンハウス(PDF)会場で今後の工事について説明を行うそうです。2020.1.24追記 2020.02.05/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2305m、南行はJCTから2683m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから325m、南行はJCTから482m(白子川近く) 野川沿いにある谷戸橋地区センターで行われたオープンハウスに行ってきました。 ・ 配布資料によると、東名JCT地域の2019年4月から12月の掘進実績は以下の通りです。 北行 4月187m、5月194m、6月194m、7月251m、8月7m、9月74m、10月80m、11月73m、12月65m 南行 4月58m、5月17m、6月91m、7月106m、8月27m、9月146m、10月194m、11月206m、12月180m ・ 説明員さんによると、本線トンネルを掘るのは東名側と大泉側からだけで、井の頭付近で接続する、 中央道に出入りする工事車両は、主にランプや掘割部分を構築するためのもの、とのことです。 2020.03.01/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2305m、南行はJCTから2886m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから415m、南行はJCTから482m(白子川近く) ・ 東名JCT部の本線トンネル南行のシールドマシンは世田谷区と狛江市を通過して調布市へ 入りました。今後は野川から離れ入間川の近くを通ることになります。 ・ 2月27日に予定していた、世田谷区主催の外環砧地域連絡会は新型コロナウイルスの 影響で延期になりました。開催時期は未定です。 2020.03.08/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2305m、南行はJCTから2934m(野川沿い) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから447m、南行はJCTから482m(白子川近く) ・ 2月28日に国交大臣が新型コロナウイルス対応で「直轄工事や業務において、受注者の意向 を踏まえ、一時中止や工期の延長等の措置を行う」と発表しましたが、外環は動いています。 ・ 東名JCT部の埋蔵文化財調査は、殿山横穴墓群と田直遺跡は完了、世田谷区の学芸員さんに よると喜多見大橋あたりの下野田遺跡については継続中で来年度いっぱいかかりそうとのこと。 ここは、料金所などができる掘割部分にあたり、野川ガサガサ実施場所の横、地下水豊富で 喜多見の農家が使う井戸水への影響が心配される場所です。 (3/31に世田谷区の外環担当へ確認したところ、遺跡調査結果が出るのは来年度いっぱいという ことで、発掘調査が残っているのは多摩堤通り周辺のわずかだけ、ということでした)6/24追記 2020.06.24/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2806m(野川沿い)、南行はJCTから3654m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから837m、南行はJCTから482m(白子川近く) ・ 大泉JCT部南行はシールド設備の構築のためという理由で半年ほど掘進を停止しています。 ・ 開示文書「H31外環交通運用検討業務報告書」()によると中央JCT部の工事車両も 本格的に動き出しそうです。 2020.07.28/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから2990m、南行はJCTから3947m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから992m、南行はJCTから482m(白子川近く) ・ 7月17日に第21回 東京外環トンネル施工等検討委員会が行われたそうです。(開催記録 URL) ・ 7月27日に第8回 外環(関越~東名)事業連絡調整会議が行われたそうです。(開催結果 URL) これらから、中央JCT地中拡幅部が難工事でありコスト増になることが分かります。 ・ 7月30日14時から関東地方整備局で外環の再評価が行われるそうです。(開催案内 URL) 増大する事業費に見合うだけの交通需要があるのか注目したいと思います。 ・ 各地で工事説明会が行われるそうです。 東名JCT(地上部及び地下部の設備)8月7日、8日 東名インフォメーションセンター 【案内 PDF】 中央JCT北側ランプシールドトンネル 8月7日、8日 北野3丁目常設会場 【案内 PDF】 2020.07.31/第1回 関東地方整備局事業評価監視委員会(7/30開催)の結果 詳細 : 報道発表(URL)、結果概要(PDF)、配布資料(URL) 再評価についての対応方針の審議4件のうち、3件は原案通り了承、1件(外環(関越~東名)) については、「次回の委員会で引き続き質問への回答と審議を行う」という結果になりました。 ・ 事業費 2兆3,575億円(当初の2倍) ・ 費用便益費(B/C) 1.01(当初の3分の1) ・ 事業費増加の要因 以下の通り ①中央JCTにおける地中拡幅部の断面形状・工法変更等に伴う事業費の増加(約5,360億円増) ②大泉JCT側本線シールドにおける地質調査を踏まえた軟弱地盤対策・耐震検討の追加(約670億円増) ③東名JCTにおける本線シールドトンネルの掘進方法及びヤード構造の変更(約210億円増) ④中央JCTにおける地質調査・地下水調査を踏まえたJCT構造等の変更(約780億円増) ⑤大泉JCTにおける現地地質条件を踏まえたトンネル構造等の変更(約580億円増) 議事録(URL)が公開されました。2020.10.12 追記 2020.08.23/7月30日の外環事業再評価を受け、住民向けレポート(PDF)で 「多くの人にとって望ましい解決策とは」を提案しました。 関連資料> 住民向けレポート2019.3.31裏面「トンネルを野川の調節池に」(PDF) 関連資料> 東京都建設局「中小河川の整備」(URL)~調節池(URL)、分水路(URL) 関連資料> 東京都建設局「河川整備計画」(URL)~「野川流域河川整備計画」2017.7(PDF) 関連資料> 東京都下水道局「多摩地域の下水道」(URL) 関連資料> 東京都下水道局「野川下流部雨水貯留施設の設計」技術調査年報2013(PDF) 関連資料> 東京都第四建設事務所「白子川地下調節池事業」2015.3(PDF) 関連資料> ポンポコ新聞69号「電車基地って何してる所ですか?」(PDF) 外環事務所へ事業費の費用負担区分について問い合わせたところ、 増額分について国は「基本は有料道路じゃないかなあ」と言い、 NEXCOは「どうやって調達するんだ」と押し付けあって調整中だそうです。 開示文書3()によると、毎年のように費用負担区分に変更がありますが、特に2021.2.1付の 変更協定でNEXCOの費用負担が大きくなりました。いずれにしても、物流費が上昇するなど して最終的には国民の負担になります。2021.10.17追記 2020.08.31/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3147m、南行はJCTから4173m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1016m、南行はJCTから482m(白子川近く) ・ 大泉JCT部南行はシールド設備の構築のためという理由で8か月ほど掘進を停止しています。 ・ 9月3日14時から関東地方整備局で外環の再評価が行われるそうです。(開催案内 URL) 2020.09.04/第2回 関東地方整備局事業評価監視委員会(9/3開催)の結果 詳細 : 報道発表(URL)、結果概要(PDF)、配布資料(URL) 前回7/30「事業継続」とする対応方針原案がその場では了承されず継続審議となっていましたが、 今回は「了承」されました。前回についても議事録がまだ公表されていないため審議内容不明です。 議事録(URL)が公開されました。ここから以下のようなことが分かります。 2020.11.26 追記 ・ B/Cについて社会的割引率4%を1%で試算すると2.22、計算方法は本省で検討中 ・ 事業費を外環各区間で比較すると1km当たり、埼玉290億円、千葉760億円、東京1470億円 外環事務所へ確認しました。2022.9.6追記 Q.調布市での陥没、青梅街道IC地中拡幅部、資材費・燃料費高騰などあり、事業費がさらに増大 しそうだが、令和4(2022)年度に再評価する可能性はあるか、B/Cが1を下回ったらどうなるか A.コスト縮減につとめる、総事業費は見通せない、今年度再評価するかは未定、B/Cだけでなく 防災面など総合的な評価が必要、絶対にということはなく全ての可能性がある 2020.09.22/『災害に強い首都「東京」形成ビジョン 中間まとめ』公表と意見募集(URL) 今年1月に、国土交通省と東京都による災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議が発足し、 9月15日に中間まとめが公表され、現在、意見募集が実施されています。また先日、世田谷区から ハザードマップが各戸へ配布され、昨年10月の台風19号の記憶が思い起こされて、多摩川や野川 の洪水・内水氾濫が気になるところです。中間まとめの水害対策は東部地域(荒川などの下流域) 中心ですが、多摩川には洪水調整施設が設置されていない、東京東部だけでなく多摩川流域も浸水 の危険性が高い、野川流域では合流式下水道の未処理水も問題となっている、調節池のうち掘込式 は貯水量が少ない(外環地上部などを調節池にという意見も耳にしますが)などの課題があります。 参考資料> 世田谷区「洪水・内水氾濫ハザードマップ」2020.9(URL) 参考資料> 川崎市「3市区長が赤羽国土交通大臣に要望書を手交しました」2020.2.27(URL) 参考資料> 産経新聞「首都圏守る調節池、増設に壁…費用、用地確保重く」2019.10.20(URL) 参考資料> 宝島社「大水害安全対策 完全ガイドブック」2019.12.31の92-97頁(URL) 参考資料> PONPOKO REPORT「多くの人にとって望ましい解決策とは」2020.8.23(PDF) 意見(PDF)を提出しました。2020.10.14追記 2020.10.05/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3457m、南行はJCTから4404m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1070m、南行はJCTから483m(白子川近く) ランプシールドトンネルは大泉Fランプが立坑から394m、中央北側Hランプが立坑から11m ・ 東名JCT部南行は間もなく京王線に到達します。 ・ 大泉JCT部南行は掘進を再開し昨年12月末の482mから483mへ1mだけ進みました。 ・ ランプの進捗状況も大泉Fランプは9/7から、中央北側Hランプは9/25から掲載されました。 ・ 中央JCT部も含め全箇所で、工事車両の運行が本格化しそうです。 2020.10.18/調布市東つつじヶ丘2丁目の市道で陥没が発生 京王線つつじヶ丘駅から南東に約400mということで、東名JCT立坑から掘進している本線トンネル 南行と関係があると思われます。以下は事業者発表情報です。(NEXCO東日本 主な掲載頁 URL) 10/18 NEXCO東日本 第1報(URL)念のため工事を中止しているそうです。 10/19 NEXCO東日本 第2報(URL)東京外環トンネル施工等検討委員会を開催するそうです。 10/19 第22回東京外環トンネル施工等検討委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL) 10/19 委員会後の会見を動画で見ることが出来ます。(TBS NEWS YouTube)27分30秒から 10/22 NEXCO東日本 第4報(URL)東京外環トンネル施工等検討委員会を開催するそうです。 10/23 第2回有識者委員会が開催されました。(議事概要、委員名簿、資料 URL) 10/23 NEXCO東日本 第5報(URL)有識者委員会資料などはこちら(URL)へ移動しました 10/23 地表面陥没に関する調査を実施するそうです(東京外環プロジェクト URL) 10/26 中央JCT北側ランプ2機は安全確保位置まで掘進後に一時中止するそうです(PDF) 10/28 中央JCT北側Hランプは一時中止し、今後は定期的にカッター回転するそうです(PDF) 10/29 大泉本線北行とFランプは掘進後一時中止し、週3程度カッター回転するそうです(PDF) 10/29 東名本線北行は掘進後一時中止し、週3程度カッター回転するそうです(PDF) 11/04 NEXCO東日本 第6報(URL)陥没箇所近くで地中に空洞、11/5に有識者委を開催予定 11/04 NEXCO東日本 第7報(URL)有識者委員会は11/5(木)10:00からだそうです 11/05 大泉本線北行とFランプ掘進完了、今後、大泉本線南北とFの3機は週3程度回転(PDF) 11/05 第3回有識者委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL) 11/06 東名本線北行は掘進完了、今後は週3程度カッター回転するそうです(PDF) 11/17 掘削済み区間(調布市のみ)について路面空洞調査を実施するそうです(URL) 11/17 地表面陥没に関する説明会(11/6,7開催)の資料と質問・回答が公表されました(URL) 11/22 NEXCO東日本 第9報(URL)新たに地中空洞、11/3は陥没箇所の先、今回は手前 11/24 地中空洞11/3確認分の充填作業が完了したそうです、11/21分は2週間程度予定(URL) 11/25 NEXCO東日本 第10報(URL)有識者委員会は11/27(金)に持ち回り開催するそうです 11/27 第4回有識者委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL) 11/27 建物等の損傷状況等を確認するための家屋調査を実施するそうです(URL) 12/01 陥没箇所周辺で物理探査を実施するそうです(URL) 12/03 地中空洞(11/21確認箇所)の充填作業が完了したそうです(URL) 12/03 掘進済み区間(世田谷区・狛江市・調布市)の路面空洞調査を実施するそうです(URL) 12/07 路面空洞調査は調布市内約4kmは完了しデータ解析・確認中だそうです(PDF) 12/07 物理探査をさらに範囲を追加(調布市内)して実施するそうです(URL) 12/15 路面空洞調査は狛江市・世田谷区まで進み、追加ボーリング調査準備中だそうです(URL) 12/17 NEXCO東日本 第12報(URL)有識者委員会は12/18(金)10:00からだそうです 12/17 物理探査(微動アレイ探査・表面波探査)を世田谷区・狛江市でも実施するそうです(URL) 12/18 第5回有識者委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL) 12/18 中央JCT北側Aランプも掘進完了(PDF)、これで全ての掘進作業が中止になりました 12/21 陥没事象等に関する説明会(12/20,21開催)の資料が公表されました(URL)掲載頁を更新 12/22 路面空洞調査は解析中、ボーリング調査は一部準備中、地下水は分析中など(PDF) 12/25 パンフ「トンネル工事の安全・安心確保の取組み」を暫定版として改訂したそうです(URL) 12/25 路面空洞調査は解析中、ボーリング調査は一部準備中、地下水は分析中など(PDF) 12/28 陥没事象等に関する説明会(12/20,21開催)の質問と回答のまとめが公表されました(URL) 2021/1/08 練馬区の掘進済み区間でも1月中旬から路面空洞調査を実施するそうです(URL) 01/12 調査の進捗状況、地盤状況及び空洞有無の現地調査は1月下旬完了見込み(PDF) 01/15 NEXCO東日本 第14報(URL)陥没箇所周辺で新たな地中空洞を確認 01/18 調査の進捗状況、地盤状況及び空洞有無の現地調査は1月下旬完了見込み(PDF) 01/22 新たに確認された地中空洞の充填作業が完了したそうです(URL) 01/27 調査の進捗状況、新たな空洞の確認により現地調査は2月上旬完了見込み(PDF) 02/01 調査の進捗状況、新たな空洞の確認により現地調査は2月上旬完了見込み(PDF) 02/08 調査の進捗状況、新たな空洞の確認により現地調査は2月上旬完了見込み(PDF) 02/10 NEXCO東日本 第15報(URL)有識者委員会は2/12(金)10:00からだそうです 02/12 第6回有識者委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL)地盤補修期間は概ね2年 02/12 調査の進捗状況、地盤状況・空洞有無・地下水などは完了、常時監視は継続(PDF) 02/15 陥没事象等に関する説明会(2/14,15開催)の資料が公表されました(URL) 02/19 都市計画事業期限が令和3年3月末のため、変更承認及び認可を申請したそうです(URL) 03/03 陥没事象等に関する説明会(2/14,15開催)の質問と回答のまとめが公表されました(URL) 03/18 NEXCO東日本 第17報(URL)有識者委員会は3/19(金)10:00からだそうです 03/18 調査結果と分析・対策の説明会を4/2~4/7に沿線各地で開催するそうです(PDF) 03/19 第7回有識者委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL)報告書あり 03/31 都市計画事業の変更承認及び認可(事業期間10年延長)が告示されたそうです(URL) 04/01 調査結果と分析・対策の説明会(4/2~4/7)の案内が追記更新されました(PDF) 04/02 調査結果と分析・対策の説明会(4/2~4/7)の資料が公表されました(URL) 04/27 入間川分水路の管渠内損傷も家屋損傷と同様に費用負担するそうです(URL) 05/18 調査結果と分析・対策の説明会(4/2~4/7)の概要と質問・回答が公表されました(URL) 07/13 大泉本線(北行)・大泉Fランプのシールド機を保全するため掘進するそうです(URL) 07/16 第7回有識者委員会(3/19開催)の報告書が訂正されました(URL) 07/16 調査結果と分析・対策の説明会(4/2~4/7)の質問・回答が追加更新されました(URL) 08/03 説明会(4/2~4/7)の質問・回答を追加更新、大泉の地盤改良区間は約200m(URL) 09/10 トンネル坑内から調査した結果、地盤補修範囲は約220mだそうです(URL) 09/10 説明会(4/2~4/7)の質問・回答を追加更新、補償対象世帯数は約1000件(URL) 09/28 本省技術調査課「シールドトンネル施工技術検討会」で事例として紹介されました(URL) 10/15 説明会(4/2~4/7)の質問・回答を追加更新、入間川東側でボーリング調査など(URL) 11/05 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が公開されました(URL) 11/17 大泉本線(北行)シールド機のみ、保全措置(掘進)が完了したそうです(PDF) 12/03 第9回東京外環地下水検討委員会が開催されました。(配布資料 URL) 12/14 入間川東側エリア3地点で調査した結果、掘進によって地盤を弱めた事実なし(URL) 12/20 説明会(12/17-18)の資料が公表されました、補償対象1000件中相談は265件(URL) 12/23 第23回東京外環トンネル施工等検討委員会を12/24に開催するそうです(PDF) 12/24 第23回東京外環トンネル施工等検討委員会が開催されました。(議事概要、資料 URL) 2022/1/14 再発防止と今後の対応についての説明会を1/23~2/1に開催するそうです(URL) 01/21 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が公開されました(URL) 01/24 説明会(大泉)の資料公開、大泉側で掘進作業を再開するそうです(URL) 01/27 説明会(中央)の資料公開、中央JCT北側ランプでも掘進作業を再開するそうです(URL) 02/18 説明会(12/17,18調布 URL)(1/23~2/1大泉・中央 URL)の質問・回答が公開されました 02/18 大泉JCT本線トンネル(南行)は2/25以降に事業用地内で掘進再開するそうです(URL) 02/25 中央JCT北側ランプトンネルは3/4以降に事業用地内で掘進再開するそうです(URL) 03/18 大泉JCTのFランプシールド機の保全措置(掘進)が完了したそうです(PDF) 03/29 陥没・空洞箇所周辺住民を対象にオープンハウスを開催したそうです(URL) 06/01 第24回東京外環トンネル施工等検討委員会を6/2に開催するそうです(PDF) 06/03 第24回東京外環トンネル施工等検討委員会が6/2に開催されました(議事概要、資料 URL) 06/03 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が公開されました(URL) 06/03 大泉側トンネル工事「再発防止策」「今後の対応」への質問・回答が更新されました(URL) 06/24 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が追加されました(URL) 09/13 地盤補修工事の全体計画の検討状況を説明するオープンハウス9/11,12開催(URL) 09/22 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が追加されました(URL) 09/27 陥没現況や計画等について調布市民向けオープンハウスを10/8開催するそうです(PDF) 10/11 オープンハウス資料公開、入間川上に管路、地盤補修工事は来春から2年程度(URL) 10/14 中央JCT北側Hランプシールド機の保全措置(掘進)が完了したそうです(URL) 10/25 第25回東京外環トンネル施工等検討委員会を10/26に開催するそうです(PDF) 10/28 第25回東京外環トンネル施工等検討委員会が10/26に開催されました(議事概要、資料 URL) 11/09 大泉側シールド・中央JCT北側ランプシールド進め方オープンハウス11/18-25開催(PDF) 11/18 オープンハウス(大泉)資料公開、本線北行事業用地外掘進、Fランプ接続工事(URL) 11/29 オープンハウス(大泉、中央)資料公開、大泉本線南行・中央北側Aランプ掘進(URL) 11/29 地盤補修工事全体計画への意見とその対応のとりまとめが公表されました(URL) 11/30 第26回東京外環トンネル施工等検討委員会を12/1に開催するそうです(PDF) 12/01 大泉側本線(北行)シールドトンネルは12/8以降に掘進再開するそうです(PDF) 12/01 大泉側本線・中央北側ランプ工事への質問と回答が公表されました(URL) 12/02 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が追加されました(URL) 12/02 第26回東京外環トンネル施工等検討委員会が12/1に開催されました(議事概要、資料 URL) 12/02 東名JCTランプシールドトンネル工事「今後の掘進」オープンハウス12/11-13開催(PDF) 12/09 中央JCT北側Aランプシールド2023年1月中旬以降に事業用地外で掘進予定(PDF) 12/11 オープンハウス(東名)資料公開、A・Hランプシールド1月以降に掘進予定(URL) 12/13 地盤補修工事全体計画への意見と対応とりまとめ更新、12/21以降整備工事着手(URL) 2023/1/10 地盤補修工事12/9,10意見交換会開催、全体計画への意見と対応とりまとめ更新(URL) 01/13 「騒音・振動・地表面計測モニタリング結果」が追加されました(URL)この後ほぼ毎週 01/16 東名JCTランプシールドトンネル工事への質問と回答が公表されました(URL) 01/16 東名JCTのHランプシールドトンネルは1/23以降に掘進実施するそうです(PDF) 02/07 地盤補修工事の全体計画への意見と対応とりまとめ更新(URL) 03/31 中央JCT北側Aランプシールド機の保全措置(掘進)が完了したそうです(URL) 05/26 第27回東京外環トンネル施工等検討委員会を5/29に開催するそうです(PDF) 05/31 第27回東京外環トンネル施工等検討委員会が5/29に開催されました(議事概要、資料 URL) 05/31 検討委を受けたオープンハウスを調布(PDF)・大泉JCT付近(PDF)で開催するそうです 06/14 大泉側本線(南行)シールドトンネルは7月上旬以降に事業用地外で掘進するそうです(PDF) 06/16 中央JCT付近の工事予定に関するオープンハウスを開催するそうです(PDF) 06/19 地盤補修計画、陥没・空洞事故に関するオープンハウス結果が公表されました(URL) 06/23 大泉JCT付近の6/11-19オープンハウス結果と資料が公表されました(URL) 06/23 東名JCT付近工事についてオープンハウス7/7-8開催(PDF) 〇 委員会資料から、大深度地下の地質は世田谷通りや小田急線あたりまでは北多摩層(硬い粘性土)、 その先は陥没箇所含め東久留米層(砂と一部斜めに礫)だと分かります。2016年3月の「地中拡幅部 (中央JCT、青梅街道IC)の工法の考え方まとめ」に「中央JCT南、中央JCT北及び青梅街道ICの 地中拡幅部は、東名JCT部と比較して、地山の透水性が高く、地山の自立性が低い地盤での施工 となるため、より技術的難易度の高い施工が求められる」と書かれていました。原因究明はこれから だそうですが、この先さらに複雑な地層があり、困難が予想されます。2020.10.20追記 〇 NEXCO東日本の第1報で「トンネル工事は中止」と発表されていましたが、第2回委員会資料によると、 シールドマシンにセメント固結などの問題が発生するため最小限の掘進をし、定期的にカッター回転 するそうです。なお、トンネル以外の地上部での工事は継続しています。2020.10.23追記 〇 地質について整理したページ()を新たに掲載しました。2020.11.10追記 〇 説明会(11/6,7開催)の回答12によると、「陥没箇所周辺の地盤は礫層混じりの地層」で、 「シールドマシン始動時にカッターに負荷がかかる事象が発生」していたそうで、 地質ページ()に書いたHig(砂礫)が関係しているようです。2020.11.17追記 〇 外環の事業費は当初の2倍近くに増加しました。特に2020年再評価において、地質に対応するため の増額が大きいことが分かります。費用ページ()に増加要因を掲載しました。2020.11.18追記 〇 日本経済新聞の衛星データ解析によると、陥没現場周辺で2~3cm程度の沈下と隆起が発生して いるそうです。有識者委員会の関係者は「原因を突き止めれば、地盤改良などの対策を打てる。 一段と安全な掘削が可能になり、問題がない部分は早期に再開できる」と強調。(日経電子版) この先さらに複雑な地層があり、事業費はいっそう増大しそうです。2020.12.17追記 〇 芝浦工業大の稲積真哉教授(地盤工学)が独自に地盤調査を行った結果、掘削部分の真上だけでなく 周辺地盤も緩んでいる、多数の隙間を確認したと発表したそうです。(日経電子版)2021.10.14追記 〇 「週刊金曜日」10/8号(URL)によると、陥没事故が起きた調布市の区域で大深度地下使用が認可され たのはNEXCO中日本だけで東日本は認可を受けていないそうです(参考:外環大深度地下使用認可 2014.3.28 国交省URL)。施行区分の考え方(社整審 第8回事業評価部会2012.1.24資料4 PDF)や、 毎年のように変更する費用負担区分(開示文書3 )とも関係がありそうです。2021.10.18追記 〇 東京地裁は、陥没した道路の周辺住民が申し立てた仮処分について、国とNEXCO東日本などに 東名JCTから中央JCT付近の工事中止を命じる決定をしたそうです。(NHK、日経電子版)2022.2.28 これに対し、国交大臣のコメントが出されました。(コメントPDF、参考図PDF)2022.3.3&3.7追記 住民側が他区間却下に3/14即時抗告、国・NEXCO東・中なし(NHK、日経電子版)2022.3.14追記 気泡でなくベントナイト使用では、土の処理費用が1500~2000億円増加(東洋経済)2022.3.28追記 〇 東名JCTランプシールドトンネル工事の意見交換会(12/11)によると、Aランプは準備完了しているが Hランプは多摩堤通り埋設の下水道管、ガス管、水道管、NTTケーブル、電力ケーブルの切り替えを 協議中で、発進時期は未定。トラックドライバーは建設会社が手配するが人手不足とは聞いていない。 また、この地域でも家屋損傷、振動、低周波音を訴える方々がおられました。2022.12.11追記 2020.10.26/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3579m、南行はJCTから4427m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1095m、南行はJCTから552m(白子川近く) ランプは大泉Fランプが立坑から419m、中央北側Aランプが1m、中央北側Hランプが33m ・ 東名JCT部と大泉JCT部の本線トンネルは調布市での陥没以降進んでいないようです。 ・ 中央JCT北側Aランプシールドトンネルの進捗状況も10/26から掲載されました。 2020.12.20/東京外環プロジェクト「進捗状況」ページ(URL)からシールドマシンの位置 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3582m、南行はJCTから4427m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1098m、南行はJCTから552m(白子川近く) ランプは大泉Fランプが立坑から423m、中央北側Aランプが45m、中央北側Hランプが37m ・ 掘進作業は陥没で一旦停止、少しずつ(中央北側Aは大きく)進んだ後12/18から中止しています。 ・ 大泉本線(北行)・大泉Fランプのシールド機を保全するため掘進するそうです(URL)2021.7.13追記 ・ 大泉本線(北行)シールド機のみ、11/16保全措置(掘進)が完了し、11/17現在マシン位置は 大泉本線(北行)は1234m、大泉Fランプは531m(URL)2021.11.17追記 掘進再開直前のマシンの位置(2022.2.23現在) 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3582m、南行はJCTから4427m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1234m、南行はJCTから552m(白子川近く) ランプは大泉Fランプが立坑から568m、中央北側Aランプが45m、中央北側Hランプが37m 2021.04.17/外環事務所の契約内容によると、中央JCTの発生土運搬が本格化するようです 参考 ・ R2東京外環中央JCT発生土運搬工事 作業土工13,000m3、残土処理工13,000m3、現場~小貝川SY~富田SY・弓田SY・東狸穴SY 工期は2020.11.17~2021.3.31、受注者は伊藤工務店、3億3888万円(税込) 詳細は、契約内容(PDF)、積算内訳書(PDF) 新規 ・ R2年度東京外環施工計画検討他業務 中央JCT全体の施工計画検討を行うと共に、上部空間の整備手法に関する検討を行う 工期は2021.3.17~2021.8.31、受注者は片平新日本技研、2999万円(税込) 詳細は、契約内容(PDF)、積算内訳書(PDF) 新規 ・ R2東京外環中央JCT北側発生土運搬(その1)工事 作業土工15,000m3、残土処理工15,000m3、現場~小貝川SY~弓田SY 工期は2021.3.31~2021.9.30、受注者は新井組、3億9160万円(税込) 詳細は、契約内容(PDF)、積算内訳書(PDF) 新規 ・ R2東京外環中央JCT北側発生土運搬(その2)工事 作業土工13,000m3、残土処理工13,000m3、現場~小貝川SY~富田SY 工期は2021.3.31~2021.9.30、受注者は奈良建設、3億3968万円(税込) 詳細は、契約内容(PDF)、積算内訳書(PDF) 2021.05.30/開示文書「R2年度 東京外環交通運用検討業務 報告書」()から 文書中、渋滞検討箇所(中央防波堤仮置場及び近接する交差点等の地名情報)については、 国の機関及び地方公共団体の内部又は相互間における検討又は協議に関する情報であるとして 当該情報が記録されている部分は不開示、特に「第8章 交通処理検討」に多くなっています。その 第8章によると、海上運搬の計画が変更となったため、トラックで陸送する必要が生じたそうです。 2021.09.14/第9回 外環(関越~東名)事業連絡調整会議が9/13行われたそうです(開催結果 URL) ・ 青梅街道IC部の用地取得が進まず埋蔵文化財調査対象地のうち着工可能な面積は0% ・ ランプ橋梁工、ランプ地下躯体構築、換気所地下躯体構築、地中拡幅ヤード整備などを実施中 2022.02.09/第10回 外環(関越~東名)事業連絡調整会議が2/8行われたそうです(開催結果 URL) ・ 青梅街道IC部の用地取得が進まず埋蔵文化財調査対象地のうち着工可能な面積は0% ・ ランプ橋梁工、ランプ地下躯体構築、換気所地下躯体構築、地中拡幅ヤード整備などを実施中 2022.04.12/外環本線トンネル工事掘進停止(PDF) 大泉JCT(練馬区大泉町)から発進した本線トンネル(南行)のシールドマシンは、2月25日から 掘進作業を再開していますが、シールドマシン前面のカッターが鋼材に接触し、カッタービット、 土を攪拌する部品が損傷したことが判明。現在シールドマシンは停止中。今後確認や補修作業 を行う必要があり、補修に必要な期間は半年程度を見込んでいるそうです。 マシンの位置(掘進を再開している箇所に着色) 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3582m、南行はJCTから4427m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1234m、南行はJCTから642m ランプは大泉Fランプが立坑から568m、中央北側Aランプが47m、中央北側Hランプが60m 原因と補修の状況等が公表されました。(PDF)2022.4.28追記 損失総額1000億円超か、海外は情報開示、今後地下水影響懸念も(東洋経済)2022.5.19追記 外環事務所に「損失分を誰が負担するのか」聞いたところ「対応調整中」とのこと。2022.5.25追記 外環事務所に確認したところ「まだ補修作業中」「費用・負担者決まっていない」」 2022.9.6追記 マシンの位置(掘進を再開している箇所に着色)2022.10.14追記 東名JCT部の本線トンネル北行はJCTから3582m、南行はJCTから4427m(入間川近く) 大泉JCT部の本線トンネル北行はJCTから1234m、南行はJCTから642m ランプは大泉Fランプが立坑から568m、中央北側Aランプが60m、中央北側Hランプが410m ↑ 中央北側Hランプは10/13シールド機の保全措置(掘進)が完了 ↑ 中央北側Aランプは5月頃から60mのまま進んでいないようです。 補修が完了し、11/1以降に掘進作業を再開するそうです。(PDF)2022.10.21追記 2022.11.29/第11回 外環(関越~東名)事業連絡調整会議が11/28行われたそうです(開催結果 URL) ・ 地区ごとの用地取得状況は公表されていませんが、面積ベース92%は前回(2月)と同じ ・ 地区ごとの埋蔵文化財調査状況も公表されていませんが、進捗率88%も前回(2月)と同じ |
外環で想定される工事車両の運行ルートと交通量
東京都建設局HP掲載の三環状道路ネットワーク図に、交通量とダンプトラックのイラストを追加
東名JCT工事現場の立坑、整備中のセグメントや土砂のヤード、工事車両の運行ルート
出典:国土交通省資料
東名上の大六天橋から撮影した写真
2017.12.23(祝)15:30頃/下り方面を見て左が搬入路・東名本線・右が搬出路/上り方面を見ると「合流注意」/搬出路・東名本線
2018.3.17(土)12:30頃/クリックすると元サイズの写真をご覧いただくことが出来ます
2018.9.24(休)11:30頃/工事現場へ入る車/数分おきに出ていく車(本掘進では最大2500台/日=約17秒ごとに1台)
出典:国交省『国土交通No.139』2016.8-9(URL)
関連するその他の心配 |
1.首都高の大規模更新や大規模修繕 首都高速3号渋谷線(池尻~三軒茶屋)で大規模更新、3号渋谷線・4号新宿線で 大規模修繕も予定されており、工事時期が重なると一層の交通状況の悪化が 懸念されます。 参考: 国土幹線道路部会資料(URL)、首都高速道路発表(URL) リニア中央新幹線の建設に伴う土砂搬出車両などに対応するため、山梨県の6橋で 耐荷補強工法の見直しが必要となり、工事費が17億7500万円増加するそうです。 大規模更新や大規模修繕を控えている首都高は外環工事に対応できるのでしょうか? 参考: 山梨県 H29年度県土整備部再評価対象事業9月実施分(URL) 2.ドライバー不足 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県内で発生した 除染土壌約1600~2200万立米を仮置場等から中間貯蔵施設へ輸送する計画でも 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け輸送量が増大していく見込みで、 東日本で大型トラックドライバーの極端な不足が心配されます。 参考:環境省「中間貯蔵施設情報サイト」(URL) 3.人手不足倒産(2020.1.11掲載) 帝国データバンクが、従業員不足による収益悪化などが要因となった倒産について 集計・分析したところ、「調査開始以降7年間における業種細分類別では、『道路貨物運送』 が74件で最多。このうち、2019年は28件(前年比21.7%増)。トラックドライバーを確保できず、 受注難から資金繰りの悪化を招き、倒産に至るケースが増えた」そうです。今後については、 「高齢化によりベテラン社員の退職などが進むなか、好条件での従業員確保が困難な 中小企業を中心に、さらなる人手不足倒産の発生も懸念される」としています。 出典:帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査2019年1-12月」2020.1.9(URL) |